緑に埋め尽くされてますね〜。
(林谷の流れ)
6月5日 林谷 晴れ AM11:00〜PM5:00
最近ちょっと気になる事がありましてね。それは、谷を歩く足が、なんとな〜く重く感じられます。釣りに行っても、林道脇を、ちょこちょこっと突っつくだけで満足してしまってます。それでこの前、半年ぶりに体重計にのってみたら、なんと5sも増えてしまってた。こりゃあ、足が重いというより、体が重くなってたんですね。イカンな〜。

今回は、そんな反省を踏まえて、今期初の、ビールとおにぎりをぶらさげての釣行です。
まず入渓点に付いたところ、先行者の車あり。さて、どうしたもんかと思ってたら、林道から2人のエサ釣りさんが降りてきた。「釣れましたか?」の問いに対して「全くダメですね〜」と仰る。普通、エサ釣りさんに釣果を尋ねた場合、『あんまり釣れませんね〜』と答えが返ってくるのが常で、それは、謙遜であったり、本当だったりします。でも、『全くダメですね〜』なんて答えは、まず無い。どうも本当に釣れなかったらしい。お2人の顔もそう言ってました。
まあ私は毛ばりだから、ブドウ虫よりは渇水に強いでしょう。そう思う事として、その人達と入れ替わりに入渓しました。そしたら、本当に、全く釣れない。魚の姿も全く見えない。これほどに魚の気配も感じられない林谷は初めて(先週も同じ)。
それでもゆっくりと釣り上って、いつもの岩の上でおにぎり食って、ビール飲んで、爽やかな風にあたりながら寝転がってましたよ。でも、今日の日差しはとても強くって、暑くなってきた。で、いそいそと日陰に移動して、もう1本ビールをあける。美味いな〜。やっぱり林谷はいいよな〜、なんて思ってしまう。
その後しばらくウトウトして、また釣り上ったけど、やっぱり釣れない。で、車に引き返して、残りのビールを引っ張り出して、少し下流へ行って、また岩の上でプシュッとやる。これは谷を上って、それから林道を20分ばかり歩いた後だから、ますます美味い。やっぱり林谷はいいよな〜。

この日、6時間も谷に居ながら、2時間以上は寝転がってましたね。これも、渓相抜群ながら、釣り人が少ない(魚も居ない)林谷ならではの行為ですね。
ボーズでも、こんな風に楽しめる川はめずらしいです。ただしビールは必須アイテム。

でも、こんな釣りをしてたんでは、体重は減らないか!

13日は、伊勢と久沢でボウズ。その後、久頭竜で2匹でした。
(砂利に埋もれる美濃又川)
6月12日 サバを釣る 小雨 
この日は11時に出発して「めだか釣具」で大野漁協の年券を買う。昨年までは、鳩ヶ湯温泉まで行かないと買えなかったけど、今年からは「めだか」でも扱ってくれるようになって非常に便利。これで、伊勢越えで、直接真名川へ行けます。が、夢の架け橋手前の道路標示には通行止めのお知らせ。どうも、峠道の一部が抜けてるらしい。
仕方がないので、とりあえず九頭竜の大野漁業区を釣ってみる。ここは、やや増水してて、多少の濁りも入ってる。もしかして大物が出るかも・・・、の思いとはうらはらに、当然のように仔アマゴしか出てくれない。そのうち風が強くなってきて、雨まで降り出した。ここで撤収です。
次は打波川。ここも増水中。濁りも濃い目で、ミミズでないとちょっとキツイ。梅雨時のフライは、なにかと難儀しますわ。そこで、濁りのなかった美濃又川へ行ってみた。
ここは、上写真のような悲惨な川。まあ、水が綺麗だったのが唯一の救いです。上流に行こうとしたものの、道には小石がボロボロと落ちてるから、くじけました。今回釣ったのは第一〜第二堰堤までの500メートルくらい。
サイズは17cmくらい。 多分、アマゴの味だと思うが・・。
(この模様がサバと云われる所以か) (上から見た図)
魚は2回出たものの、乗らず。で、最後の堰堤下で出たのが、上の魚です。
私ゃ、こいつの写真が撮りたくて、しかたがなかった。この魚は、イワナとアマゴの交雑種で、いわゆるF1・もしくはサバと言う。過去2回、その魚を釣ったことがあるんですが、初めて見た時には、変な病気持ちじゃないかと思い、気持ち悪くて触れなかった。次に釣った時は、カメラを出す前に逃げられてしまった。そして今回です。初めて出会った時から数えて10年あまり。念願のサバを写真に収める事ができました。
この魚は、子孫を残せないという、悲しいサガを背負っております。また、活性が非常に高く、すぐに釣られてしまうんだそうな。でも、以前の私のように「気持悪い」と言われて捨てられる。はたして、この魚は、何を目的として生きてるなかな〜。悲しいな〜。
さて、そんな悲しい魚ですが、この魚のお味は、アマゴなのか、それともイワナなのか。食した事がある方がありましたなら、どうぞお教え下さいませ(私は、やはり気持悪くて食えない)。

6月19日 水没したデジカメは?
今日は色んな川を釣り歩く。
最初に熊河川に入って、次は温見川、続いて真名川へ行って、以上はボウズ。最後に打波川でイワナを2匹。結構疲れた割には、つまらん釣りでした。
まあ、そんな事はどうでもいい。それはね・・・。

最初に入った熊河川で、コケました。コケたと言っても、川の中で尻もちをついた程度で少しばかし濡れただけ。でも、私は常日頃、フライベストは着ず、ウエストバックの中に釣具やらデジカメなんかを入れて釣ってます。で、この程度の水没でも、そのバックの中を開いた時には、1/3の高さまで水が入っておりました。当然デジカメもその水の中。ガビ〜ンですわ。なんたって、私の釣り道具の中で、一番高いのはデジカメであって、また、私の釣りの楽しみの1/4位は写真を撮る事にある。写真がないとHPも書けなくなってしまう。こりゃあ一大事。
そこで、真っ先にとった私の行動は、まずデジカメの電池を抜くこと。そしてカメラをブンブン振って水気をきる。そして天日で干す。現場で出来ることはここまでです。そして帰宅後、カメラ本体のフタを開ける。これは小さなドライバーがあれば出来ます。すると、電子部品が一杯詰まった中にも、やはり水滴が残っておりましたよ。その水滴をティッシュで吸い取って、そいでコタツ(私の所は万年コタツ)の中で2時間ばかり乾燥させた後、再びフタを閉めて出来上がり。
さて、電池を入れて、スイッチを入れて作動を確認する。すると、これがなんと完璧に動いてくれます。以前使ってたデジカメは、この方法で3回の水没に耐えてくれました。デジカメって、結構水に強い!!

牛道・善勝寺の紫陽花。見ごろには、ちと早い。
6月27日:雨・増水のため、1回休み。来週も、また見て下さいまし。